器のはなし②
前回からの続き
https://yuruyuruayurlife.hatenablog.com/entry/2020/10/20/151048
受け止めてくれる人がいるって話のつづきだけど、これ、対、人だけじゃなくてモノや空間、自分の体や心にも共通してるなーって気づいたのね。
布ナプキン洗ってる時に。
普段の洗濯は洗濯機にお任せしてるけど、
布ナプキンは丁寧に手洗い。
感じたり思うことはその時々で違うけど、
水と混ざり合って赤く染まった桶を見ながら思ったのは
" こんなに受け止めてくれたのか "
体内の不要になったものが、流れ落ちないよう、溢れないように。
無条件に。
ただ、
受け止めるだけ。
そして受け止めきれないものは溢れていくだけ。
コップのように。
受け止めてくれるモノ、それはナプキンだけではなくてパンツもだし、体を温めたり外部から守るために衣服がある。
そのナプキンやパンツ、衣服を作ってくれている人がいる。
色んな人に守られて生きているんだなぁって思えたらとても愛おしくて。ありがたくて。
そして
受け止めてくれる物は物だけではない。
私の体の中の臓器達も、袋や膜でできていて、口から食べた物を受け止めてくれている。
口だけではなくて、目や鼻、耳、皮膚などのあらゆるところから情報が入ってくる。
それらを
受け止め、
処理(消化)して、
吸収して、
いらないものは排泄して。
無条件に。
毎日毎日。
なんて有難いことなんだろう。
どんなに落ち込んでいても
どんなに食べても
私達の体は、体の中の臓器達は私を生かそうと頑張ってくれている。
なんて愛しいことなんだろう。
ただ、
基準値を超えて受け止めきれない溢れたものは脂肪過多や高血圧、疲れや各種病気の元になり、体調不良に繋がっていく。
もれなく肌荒れも。
こんなにいらないよー
こんなにいっぺんに処理できないよー
休みたいよー
助けてー
これって外で起きてることと一緒だね。
仕事や余裕のない時はよくなってた。
心や体はちゃんとサインを送ってくれているね。
そのサインに気付いて対処するかしないかは私次第。
ほっておいたら倒れるし、
ちゃんとケアしたら回復する。
秋の夜長は
ついつい美味しいものは食べ過ぎてしまったり、夜更かししてしまったりで、知らず知らずのうちに臓器達を働かせすぎて疲れさせてしまう。
物事も食事も
本来は両手のひらに収まる分しか抱えきれないのに、私達は色んなものを抱えて守ろうとしているね。
もう両手はいっぱいなのに満たされずにアレコレと色んなものを欲しがる。
頭も体も心もいっぱいだ。
みんな背負いすぎー。
私ができないことは誰かができるさー。
自分のためにも
周りのためにも
ちょっとその荷物、横に置いてそのまま手放してみよう。
案外なくても大丈夫だったりするよ。
心も体もゆるんで優しくなれる。
そんな優しい器でありたいなぁ😌✨